こんにちは、トキメキ純喫茶団です。
先日の再結成会合からしばらく、記念すべきファースト純喫茶を求めてわたしたちは岐阜市長良にある「キリマンジャロ」を訪ねました。
店内へ一歩入ってまずハッと気付いたのが、内装の素晴らしさ。
ツルツルと光沢のあるソファ、年月を経た壁紙(エジプトの壁画のような模様でした)、独特な形の灯り。中でも特筆すべきは、テーブル席とカウンター席とを隔てるパーテーションの意匠の秀逸さです。複雑に彫られた形はかなりの年代物で、もう型を作っている職人がいないため、新しく入手したり修理したりするのは不可能なんだとか・・・。きっと創業時は真新しい木の色をしていたであろうそれは、年月とともにこの店の空気やざわめき、コーヒーの匂いを吸い込んでツヤツヤと輝いています。
触れればそっと手に馴染む木の感触を楽しみながら、4人はカウンター席に陣取ったのでした。
サイフォンでコーヒーを淹れる様子がとっても不思議で面白く、思わずうっとりと見入ってしまいました。
キリマンジャロのモーニングはシンプルにトーストと、ゆで卵。
トーストはバターやジャム、小倉のほかチーズやシナモン、蜂蜜、ピーナッツクリームなど7種類から2つの味を選ぶことができます。
小倉を全面にたっぷりと塗ってくれるのもモーニング大好き県民には嬉しいポイントです◎
「死ぬまでお店を続けるわぁ」と笑ったママさん。朗らかな口ぶりで語る眼差しは真剣そのもので、どれだけママさんがこのお店を大切にしているかが伝わってきます。
店を訪れるお客さんもほとんどが顔見知りの方ばかり(トキメキ純喫茶団も、まっちんさんと山本さんは顔なじみ)。交わされる会話も「ママ、今日は医者行くのやめにしたわ〜」「もうすぐ旦那のお昼ご飯作らなかんで帰るね〜」などなど、とってもほのぼの。。。
ママさんはテキパキとモーニングやコーヒーの準備をしながらもお客さんとの会話を大事にしてくれていて、そんなママさんの姿がお客さんもとても大好きなんだなぁと感じました。
ご近所付き合いや地域のつながりが薄くなったと言われる現代ですが、ここキリマンジャロではお客さん同士やママさんとの繋がりが何よりも大事にされていました。
コーヒーを飲みながら誰かとお喋りがしたくなったら、ぜひキリマンジャロの扉をあけてみてください。素敵なママさんやお客さんがあなたを待っています!
- Nameキリマンジャロ
- Open8時〜16時
- Close月曜日
- Access岐阜県岐阜市福光東3-5-10