先日キヤノンのAutoboyが我が家で見つかったことを職場のカメラ好き仲間の方(もうすぐ定年を迎える大先輩)にお話ししたら、「そういえばウチにもあるわ〜大事に使ったってくれるならあげる!」とびっくりするようなお話をいただき、それから一週間も経たないうちにわたしの元へこの子がやって来ました。
RICOHのGRⅠ、カメラマンの森山大道さんも愛用しているGRシリーズのフィルムカメラです。
GRシリーズといえば、このⅠから現在最新モデルのⅢに至るまでほとんど変わっていないこのフォルムもファンを魅了してやまないポイントの一つです。GRといったらこれ!みたいに、唯一無二な感じがかっこいい。
上から見たところ。
プログラムオートのほか、絞り優先モードやスナップモード、露出補正機能を搭載しています。
そしてこのGRⅠはデート機能が付いているので、Autoboyと同じく撮影日時を入れることができます。
背面はこんな感じ。
このカメラもフィルム装填や巻き上げはオートになっているので、失敗しにくい安心設計です。
フィルムで撮っていると時々「あれ、今何のフィルムを入れてるかな?」と忘れることがあるので、フィルムがチラッと見えるこの小窓はありがたいです。
細かいスペックやGRの歴史についてはあちこちのサイトで紹介されていますので、リンクを貼って割愛したいと思います〜笑
https://sunrise-camera.net/user_data/blog/detail?p=43506
GRⅠの作例をどうぞ
GRⅠを使ってみた感想
撮影中にまず思ったのは、とっても軽い!
デジタルのGRⅢでさえ約250gでとっても軽いと思っていたのに、GRⅠはなんと約180g!軽すぎて、時々ポケットに入っていることを忘れそうになります・・・
そして28mmという画角がとても扱いやすい。GRⅠはスナップシューターとして一世を風靡しましたが、まさに雑踏の中のワンシーンを切り抜いたり、風景や建物の写真を撮るのにうってつけの画角です。
オートフォーカスで速写性も高いので、うまく使いこなして一瞬を切り取っていきたいカメラですね。
譲ってくださった先輩に出来上がった写真を見せてみると、かつて愛用したカメラをわたしがこれから使っていくことに対してとても喜んでくださって、ほっこりと温かい気持ちになりました。たくさん持ち出して写真を撮りにいくぞ〜!
ではまた!